こんにちは、makiです。先日フォロワーさんからこんなお悩みが届きました。
今100均のタッパーを保存容器に使用していますが、
色&匂いが気になりホーローなど少し良いものの購入を検討しています。
makiさんはどちらのものをお使いですか?
これとてもよく分かります!最近の保存容器は種類豊富で値段もピンキリ。沢山の商品を見ているうちに、選び方がわからなくなってしまったとのことでした。私も実際、購入したものの使いにくくて処分してしまった、なんて経験もたくさんあります。いくら安くても使いにくければ、安物の銭失いだなぁ…。と痛感しました。そこで今回は「保存容器で失敗しない選び方」を、用途と材質別に分けてご紹介します。
作り置きに便利な保存容器
忙しい毎日の救世主『作り置き』。帰宅した時に、調理の時間を省けるのは心の余裕にも繋がりますよね。忙しいときの家事の負担を減らすためにも、時間があるときにまとめて作ってラクをしましょう!おすすめの作りおきレシピはこちらにまとめています。
こんなお悩みはありませんか?
・汁物が液漏れしがち
・色・臭い移りが気になる
・かさばって収納場所に困る
・洗い上がりがさっぱりしない
フォロワーさんからよく聞くお悩みです。保存容器は、用途に応じて選ぶことが大切なので、どのように使用したいのかをイメージしてみてくださいね。
保存容器の材質について
プラスチック製
価格が安くて、一度に揃えやすい「プラスチック製」材質も軽くて、重なるものが多いので、狭いキッチンでもコンパクトに収納できることが特徴です。耐熱温度も−20℃〜140℃まで対応しているものが多いので、冷凍保存から電子レンジでの加熱まで幅広く活用できることがポイントです。ただ、容器ごとに耐熱温度は違うので、購入時には必ずチェックしておきたい項目です。
プラスチック製のデメリットは、色移り・臭いがつきやすいこと。材質も柔らかく、傷がつきやすいので、使用していくうちに汚れが落ちにくくなってくることも特徴です。一度ついてしまった、色・臭い・傷を取ることは難しいので、こまめに買い替えることをおすすめします。
ホーロー製
酸や塩分に強い耐久性を持つ「ホーロー製」 金属を特殊なガラスでコーティングしているので、熱伝導が良く、直接火にかけられることが特徴です。また臭い移りがつきにくく、風味や味が落ちにくいので、少しでも長く保存したい時はホーロー製がおすすめです。また白など清潔感のある色が多いので、ホーロー容器のまま食卓に並べられることも嬉しいポイントです。
ホーロー製のデメリットは、電子レンジで加熱できないこと。加熱は直火で行う必要があるため、冷めにくい反面で火傷には細心の注意が必要です。また白いホーロー容器は黄ばみや焦げが付きやすく、クリーナー等でこまめにケアする必要があります。
ガラス製
色・臭い移りの心配なしの「ガラス製」 とにかく丈夫なので、割らない限りは何年でも使えます。また耐熱性のものを選べば、電子レンジ・オーブンにも使用できるので、お料理やお菓子作りにも活用できます。筆者も長く愛用していますが、いまも変わらずさっぱり洗い上がるところもお気に入りです。
ガラス製のデメリットは重くて収納場所が必要なこと。とはいえ、最近ではスタッキングタイプも増え、価格も安くなったので、個人的にはデメリット以上の使いやすさがあると感じています。
保存容器の選び方
保存容器を選ぶ上で見ておきたいポイントをまとめます。
耐熱温度
冷凍でストック保存をする場合は−20℃程度のものを選ぶと良いです。
また電子レンジ・オーブン・食洗機対応かという項目も必要に応じてチェックしましょう。
密閉・気密性が高いか
空気に触れると食品の酸化が進み、本来の美味しさを保てなくなります。
また煮物などの汁気が多いものは液漏れしやすいので、「きちんとフタが閉まるか」という点にも注目して選ぶと良いでしょう。
大きさ・深さ
正方形のものは積み重ねやすく、冷蔵庫の中をスッキリと見せられます。
長方形のものは長さのあるものの保存や、食材の漬け込みにも活用しやすいです。
汁気の多いものや果物の保存は深さのあるものがおすすめです。
洗いやすさ
意外と見落としがちなのが、洗いやすさです。
角が丸くなっていて、フタのデザインがシンプルなものが使いやすいです。
【プラスチック】おすすめ5選
お馴染みのジップロックコンテナ。バラエティパックなので、様々な食材の大きさに合わせて保存できることが特徴です。汁物などの保存はもちろん、お弁当の容器としても人気があります。耐熱温度は140℃から-20℃まで。
ジップロックのフタを回して閉めるスクリューロックタイプは、密閉性が高くて液漏れしにくいことがポイント。また、サイズ展開が3種類と豊富なのに、違うサイズ同士でも重ねて収納できるので、収納スペースが少ない方にもおすすめ。フタのサイズも共通なので、忙しいときも探す手間もなくサッと閉められて、本当に便利です。
冷凍保存が可能な薄型タッパー。冷凍庫って取り出すたびにガラガラ崩れて、それを直すのも面倒だったりしますよね(笑)そんな時に便利な薄型のタッパー。サッと取り出せてスッキリするので、まとめ買いがおすすめです。
実はタッパーも人気のティファール。4点ロックのフタで安心の密閉力です。密閉力が高いので、雑菌が繁殖しにくいことが特徴です。電子レンジ・冷凍保存・食洗機対応なので、実用性を重視する方にピッタリです。
フタをずらさずにレンジで加熱できる便利なタッパー。冷凍保存にも対応しているので、「下味冷凍からレンジで調理」なんてこともできる優れもの。フタと本体の凹み部分がフラットになっているので、洗うのも楽ちんです。
【ホーロー】おすすめ5選
富士ホーローのコンテナは、サイズ展開が豊富で欲しいサイズがきっと見つかるはず。筆者も愛用していますが、エストラマー製のフタが割れにくく長持ちします。リリーホワイトカラーでデザイン性も高いので、お弁当箱としても人気です。
熱伝導の高い浅型ホーロー容器はオーブン料理にぴったり。余ったら蓋をして保存して再加熱も可能。お肉や魚の漬け込みなど、バットの代用としてもおすすめです。
風味が落ちにくいホーロー容器は味噌や粉類の保管に最適。持ち手付きのストッカーなら、サッと取り出せて、酸化しにくい深型タイプという点も嬉しいポイントです。出汁を取ったり、ジャムを煮込むのにも、洗い物が減らせて便利です。
酸化に強くて密閉性の高いバルブ付きのホーロー容器。フタ部分の密閉弁により、臭いや液漏れがないので、持ち運びにも安心です。スキマなく収納できることも、人気の秘訣です。
【ガラス】おすすめ5選
これさえ持っておけば間違いないセット。筆者も含め、多くの料理家が愛用しています。保存だけではなく、レンジ・オーブン対応なので調理にも大活躍。ケーキ作りの型にも代用可。重ねて収納ができるので、見た目もスッキリです。
食器としても使えるボウル型の保存容器。角形に比べて、混ぜやすいのでひとつあると便利な保存容器です。冷凍保存できるガラス製の保存容器をお探しの方にもおすすめです。
耐熱温度は驚きの20℃〜400℃。これならレンジでカラメルソースなどをを作るのも安心です。また4点ロックのフタで密閉性も抜群。耐熱ガラス製で、液漏れしにくい容器をお探しの方はチェック必見です。
パッチン付きで密閉性の高い縦型の保存容器。ガラス容器はにおいが付かないことが特徴なので、漬物や乾物・粉類の保管にも最適です。
作り置きに優秀なiwakiのバルブ付きガラス容器。密閉なのにフタをしたまま、電子レンジで加熱できるのが凄いところ。スタッキング収納でぴったりと積み重ねができます。
キッチンの必須アイテム保存容器。安価のものも良いですが、長く使えるものに出会えれば、お料理がより快適で楽しくなることでしょう。ぜひお気に入りのグッズを探してみてくださいね。